amazonを使ったことがない後輩
先日業務上でアマゾンを使う機会があり、後輩に「じゃあこれ買っておいて」と言ったら、「わたし、アマゾン使ったことないんです。」と返答されて面喰ってしまった。
まだまだ新人さんな人ので、業務上で色々と分からない事があって、それを教えるのは業務上当然のことと思っていたのだけれど、まさかまだアマゾンを使ったことがない人が日本国民の中にいるとは露ほども思っていなかった私は、何を分からない・理解できない、と言われるよりも、がっくり来てしまった。
なんでがっくり来てしまったのかを帰りの電車の中で諸々考えていたんだけれど、「アマゾンを使ったことがない」というのは、
- 便利なものに興味がないし、
- 効率的なものも興味がないし、
- 自分の人生を効率化しようとも思ってないし、
- 新しいものにチャレンジする気持ちも持ち合わせてないし、
- アマゾンが便利なものだという噂さえ耳に入ってきていない、情報収集能力に乏しい可能性もあるし、
- ついでに、本もほとんど読まない、(とまでは言わなくとも、取り寄せてまで本を読みたいという知的好奇心はおそらくないであろう)
という、なんだかイケてなさそうな性質をそのひとつの言葉からくっきりと映し出すものだからだなぁ、などという結論に至ったのであった。他人ならどうでもいいのだが、これから一緒に働くとなると、一気にがっくりと来てしまう。
(まぁ、そんな人としか働けない私が一番いけないのだ。だから仕方ないのだが、がっくりとするその感情は止めようもなかったのであった。)
が、しかし、その後、総務省の統計(数年前のものだけど)なんかを検索して眺めてみると、どうやら20代や30代でも3割程がネットショッピングの経験がないらしい。まじかよ。へっ、この人、どうやって生きてんの?などと思ったわけだが、なにやらアマゾンなしでも生きていけるようである。信じられないけどね。