タオパイパイのぶらぶら日記

33の既婚女なのに、いまだにぶらぶらしている奴の雑記

「やる」と言う人の「やる」はどのレベルか

半年ほど前、働いている事務所が移転をした。そして、事務所の電話番号やファックス番号がごっそり変わった。

 

そうなると、事務所の代表番号への電話やらFAXやらが増えることになる。今回はFAXについてだけの話に焦点を絞る。私はその時代遅れのFAXをさばく部署に所属しているのだが(っていうか受信機がただ隣にあるからなんだが)、まぁそういうFAXが増えるとお客さんを待たせたり、挙句の果てには受信したFAXがあれよあれよと人から人へ渡る間にどこかに消えたりするもんで、それで万が一そのFAXが消えた場合、責められるのは私の部署だったりするわけで、専ら「客先へ正しいFAX番号伝えてくれ」キャンペーンを実施中なのである。

 

具体的には「書類紛失にもつながりますので、お客様に正しい番号をお伝えしてくださいね」という趣旨のメモを来たFAXに必ずつける、という単純なものだ。

 

でも、何回そのメモを付けても一向に変わらず、FAXが来続けるお客さんがいたので、担当者の人と話した際に事情を聞いてみた。

すると、「言ってるんですけどね~」と、彼は言った。

 

その言葉が免罪符になると思ってるのかもしれないが、受け取る側からすると、彼の責任感のなさがその一言でよく分かってしまった。

 

「やる」「やってる」という時に、「1回やってみた」でやっていると評価とするか、結果が出て初めてやったと評価するか(今回であればお客さんにきちんとFAX番号を変えさせる)って、私は当然後者でしょ、と思うけど、それが常識でもないんだなぁ、と自分が育った文化と比較して驚くばかりなのであった。

 

その人の学歴を見てものを言っているようで偏見に満ち満ちているが、目標に向かって計画的に取り組むとか、そうやって段取りをしたその先で結果を出すとか、そういうことをしたことがないんだろうな…だからあれで「やってる」というスタンスになれるんだろうな…などと考えてしまうのであった。